むぅ
「ロリータ」はスゴ本
そして最後。いや、ラストのカタルシスではない。「訳者あとがき」にある強いアドバイスに従って、彼女の運命を再読する──ああ、ああ、わたしはやっぱり読んでいなかったんだ。ロリコンの秘密がある、と勝手に決めつけ、開いて、失望した日のことを思い出す。あのときは、これほど豊穣な小説だとは見えなかった。30年近く前に読んだとき、同じ印象を持ったのだが、新訳を読み直してみるか?
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